八王子の景色   いちょうまつり                      [戻る]


ここ数年は、いちょうまつりの開催日と他の予定が重なってしまい、
以前のように歩くことがなくなってしまった。

子供を連れ、沿道のイチョウの樹や出店などを眺めて、通行手形
に焼印を押してもらいながら甲州街道沿いを歩く。
お腹が空いたら、お好み焼きや焼きそばを食べればいい。

通行手形に焼印を押すのは町会の役員なので、上手い人もいるが、
曲がったり、文字が薄かったりと下手な人もいるが、それもご愛嬌。

この街にイチョウ並木があったということは大きな財産になっている。
















今や、いちょうまつりは八王子の秋の風物詩。

全国の観光物産展やクラッシックカーパレードなどが催され、
自宅の庭や駐車場を使い、自宅の中にある古着や古本を売る
沿道の家の店主は子供たちだけといことも多い。
こどもたちのお小遣いかせぎの場にもなっているようだ。

こうして、全長5km以上にも及ぶ日常生活に使っている国道沿い
を手作りのイベントとショッピングのストリートに変えてしまって、
数えきれない程の人々が歩いて楽しむというまつりは他に例が
あるのだろうか。

いちょうまつりは、もっと大きく育つ可能性がありそうだと思う。