八王子の景色   伊勢丹 八王子店                                 [戻る]



伊勢丹八王子店がここにあった。
敷地が狭かったため、間口も奥行も短かった印象がある。

伊勢丹八王子店
横山町。1969年(昭和44)9月13日開店。
新宿伊勢丹(本店)が立川に次ぎ都下2店目の出店をしたもので、
地下1階、地上7階、鉄筋コンクリート造り.延床面積約6,000u
の中規模デパートだった。屋上に高尾山薬王院分院を祀った。
1979年(昭和54)2月13日閉店(その跡に大正堂、山際電気、
横浜銀行八王子支店が入居している)。
跡地の利用方法は今のところまだ決まっていないと聞くが、行政
が作る「ハコモノ」や、中途半端な公園は必要ない。

(インターネットサイト Web八王子辞典より)

1階の入口を入ると、左側に幅の狭いエスカレーターがあった。
当時中学生か高校生だった私が、買物をするために伊勢丹に
入ったはずもないのだが、幾度となく狭いエスカレータに乗った
記憶だけはある。

かなり前に閉店したような気がしていたが、昭和54年までは営業
していたと聞くと意外な感じがする。













今は、甲州街道を歩く人の姿も少なくなってしまった。
伊勢丹や大丸があった時代は賑わっていたのだが。
小さな商店が道路沿いに並び、アーケードが追分の交差点
まで続く、他の街には見られない特色ある商店街は、時の
移ろいに消えかけようとしている。