都立多摩丘陵自然公園 [戻る]
御殿峠の日本閣の西側に『都立多摩丘陵自然公園 東京都』
と表示されている、河原石を周囲に纏ったコンクリートの標識
がある。
この標識を見る度に、ウルトラQの怪獣「ガラモン」を思い出す。
昭和30年代、日本が敗戦から復興し、人々の生活が安定した
時代に入り、レジャーを楽しむ余裕ができた。
そうした時代の近郊レジャーの対象として、多摩丘陵自然公園
が利用されたという。
今では、人々にも忘れ去られた多摩丘陵自然公園だが、この
標識だけが当時の名残となっている。