八王子大火供養碑 [戻る]
元横山町・大義寺の境内に「焼死者合葬之墓」と書かれた墓石
がある。
明治30年4月22日の八王子大火の犠牲者供養碑である。
明治30年4月22日の八王子大火の犠牲者供養碑
明治の八王子大火と呼ばれるこの火事は大横町から出火。
強風にあおられて市街地の大半を焼失。
翌年の一周忌に建てられた。
(八王子市教育委員会の解説板より)
側面には「永代香華料金六圓 明治三十一年四月廿二日」と
書かれている。
明治30年の八王子大火は非常に大きな被害を出したというが、
多数の被害者に対する追悼をこのように表現していることは、
大火を生き延びた人々にとっての、ひとつの区切りだったので
あろう。