八王子の景色   永林寺 三重塔                          [戻る]



永林寺の境内から少し上がった尾根上に三重塔が見える。
この三重塔は木造であり、建築費用も並大抵のものではないだろう。


三重塔
昭和五十五年(一九八〇年)世田谷安田昭二棟梁により建立。禅宗
様式三間三層総木曽桧造り銅板葺き。
日本唯一の鎌倉時代の禅宗様式の国宝三重塔である、広島県生口
島瀬戸田の向上寺の塔を模して建立された。
塔の高さは二十メートル、塔内には、観世音菩薩、文政六年(一八二
三年)造佛を、ご本尊様としてお祀りし、脇佛様として一七二体の小観
世音菩薩様をお祀りしている。
武相観音四十一番札所、京王観音二十五番札所として信仰されてい
る。
ご本尊聖観世音菩薩様は、卯歳観音として、十二年に一度卯歳(四月
一日より三十日迄)にご開帳される。
(説明板より)










均整のとれたはどの角度から見ても美しい。