八王子の景色   八幡宿の城山(4) -主郭と二郭の堀切-                     [戻る]


立木によってわかりにくいが、主郭(右)と二郭(左)を隔てる
堀切が明確に残っている。

堀切は、主郭を囲むようにその痕跡が残っている。
主郭は堀切と横堀、竪堀の組み合わせによって孤島の様相
を呈していたのものと考えられる。





















主郭から見る堀切の北端。
これも藪に遮られてわかりにくいが、堀はかなり埋まってている。
二郭からの侵入を阻止するだけの空堀があったに違いない。
























堀切の北端の先は、急傾斜の崖を竪堀となって落ちている。

住宅地との比高は高く、北側の守りは堅固になっている。