丁石(五丁目) [戻る]
男坂と女坂の分岐から男坂の108段の石段を登り切った
参道脇に薬王院の山門から五丁目を示す丁石がある。
丁石は破損していて、下側の3分の1程が残っているだけ
で、左側も少し失われていて痛々しい。
そのため、 不動明王の36童子の線刻は見られず、
五丁目
梅太郎三女
田ぬし
の文字だけが読み取れる。
(縣 敏夫「尾山の記念碑・石仏」より)
三丁目の丁石には町田梅太郎の長女はまの名であったが、
五丁目は三女の名で奉納されている。