丁石(拾壱丁目) [戻る]
「ハコイリムスメ」というテレビドラマの舞台となったことで
有名になった拾壱丁目茶屋。
拾壱丁目の名の由来は、薬王院の山門から拾壱丁目に
あるためで、それを示す丁石が茶屋の前に建っている。
丁石には線刻の不動童子が描かれ、
拾壱丁目
八王子驛
引田小三郎
の文字が刻されている。
(縣 敏夫「尾山の記念碑・石仏」より)
登山道1号路沿いに建つ丁石は9基あるが、1丁の距離を
おいて2基が隣り合っているのは、この拾壱丁目と拾丁目
だけである。
この丁石は見やすいところにあり、光がよく当たるので、
読み取りやすい。