大櫛静波句碑 [戻る]
男坂の百八段の階段の上から権現茶屋へ向かう道には歌碑や
句碑が数多く並んでいることから、「文学碑通り」の名がある。
そのひとつが、大櫛静波氏の句碑。
護摩の 法螺
おうおうとして
秋深む
静波
側碑には作者についての記述がある。(一部略)
大櫛静波 本名正
大正五年五月五日 徳島県に生まる
昭和二十一年秋、宮下歌梯(徳島市)の主宰する倦鳥系俳誌
「松苗」に入会
昭和五十九年三月右同誌の主宰となる
八王子市「桑都句会」の発意により平成元年七月吉日、松苗
誌友一同此れを建つ
松苗編集長 長島正雅書