八王子の景色   村野次郎歌碑                            [戻る]


男坂の百八段の階段の上から権現茶屋へ向かう道には歌碑や
句碑が数多く並んでいることから、「文学碑通り」の名がある。

そのひとつが、村野次郎氏の歌碑。


次ぎゝに 層なす光 ゆらぎつゝ
やまの泉の 湧き上がり くる
                 次郎

側碑は作者について書いている。(一部略)

村野次郎先生略年譜
一、明治二十七年三月十九日、東京府北多摩郡多磨村
   上染屋三〇九(現府中市白糸台一-一-六)に生まる
一、大正三年「地上巡礼」入会、北原白秋に入門
一、大正十二年、香蘭詩社を結成、三月歌誌「香蘭」を創刊、
   主宰す
一、昭和五十四年七月十六日逝去(行年八十五歳)東京都
   多磨霊園に葬る
香蘭短歌会創立六十周年記念 
 昭和五十七年十一月十日 香蘭短歌会 歌壇有志 建立