十三州大見晴台 [戻る]
高尾山の頂上は十三州大見晴台とも呼ばれている。
ここからは十三州が望めるためにその名がついている。
その地点から、その国の山が見えれば1州と数えるのだが、
13もの州の山が見渡せるのは、眺望を遮るものがないなどの条件が
揃ってこそできること。
高尾山の山頂も樹木が茂って見晴しが利かなくなってきてはいる。
それでも都心から近く、優れた眺望があるからこそ高尾山は人気が
ある。
プレートには「十三州について」として州名と視界拠点が書かれている。
駿河 富士山
甲斐 南アルプス
信濃 北アルプス
越後 上越山塊
上野 上州三山
下野 日光山塊
常陸 筑波山
上総 房総半島
下総 〃
安房 〃
相模 丹沢山塊
伊豆 天城山
武蔵
「十三州幾州見える今日の月 草二」の句が最後に添えられている。