八王子の景色   高楽寺のしだれ桜                 [戻る]


枝垂れ桜の名所として名高い高楽寺。
高尾駅からも近いことに加え、桜の樹の姿が見事だからだ。

楽寺と枝垂れ桜
楽寺は天文二年(一五三三)観応上人により開山され、真言宗
智山派に属しており、大本山尾山薬王院の直末の寺として、ご
本尊不動明王をおまつりし真言宗の法灯を守り続けております。
境内に花を咲かせている桜は、紅しだれ桜と申しまして樹齢約二
百年とも言われ、高さ十五メートル、幹回りは四メートル、枝の周
囲は四十メートルにもなり、満開の姿は笠をかぶったお姫様に似
ていることから桜姫とも呼ばれております。開花の時期は毎年お
彼岸過ぎの三月下旬から四月の初頭までの十日間程、精一杯艶
やかな姿を披露してくれます。
ここで桜の拝観についてお願い申しますと
こちらはお寺の境内でございます。
この桜の花は高楽寺に静かに眠る檀信徒の御先祖様が年に一度
見せて頂ける笑顔でもございます。どうぞお心静かに、仏様を拝む
ようなお気持ちで拝観なさっていただきとうございます。
尚、住宅街でもございますのでライトアップは午後九時半とさせて
いただきます。御了承ください。
                                当山執事
(説明板より)




ひとつひとつの花が大きくしっかりとしているから美しい。