八王子の景色   両界橋                                        [戻る]


「両界橋」という不思議な名前の橋がある。
2つの地域を分け、それをつないでいるということか。

この橋の下を流れているる南浅川は、両岸を深く抉っていて、
橋がなければ川を越えるのは非常に困難だ。

下に南浅川が流れ、両界橋は国道20号として緩いカーブを描く。
その上を通るまっすぐな緑色のガードは中央本線。
3本のラインがそれぞれ違う角度で交差しているのも面白い。



















両界橋から見下ろす南浅川。
奥の両岸から岩がせり出したところが「古淵」と呼ばれる景勝地。
右の建物は、かつて中里介山が近隣の住民に講話や読書会などの
私設教室「隣人学園」を開いていた花屋旅館。

ところで、この不思議な橋の名はどういう由来なのだろうか。