八王子の景色   八王子道路原標                 [戻る]



八日町交差点近くの歩道の隅に設置されている碑は、かなり小さいので、
しゃがみ込まないと碑文を読むことができない。
碑にはこのように書かれている。

一般国道八王子道路原標
道路原標は、大正8年制定の旧道路法において、各市町村に一個設置する
とされた石標で、道路の起終点・経過地点として利用されました。八王子市
では大正9年に当時の「八幡町三番ノ一」に定められていました。
近年では、道路原標の設置位置を定めた法令などありませんが、一般国道
16・20号の「八王子」を示す距離の起点として、ここに「一般国道八王子道
路原標」を設置します。
本来の起点は、八日町交差点の中央部にあり、この道路元標の中心から
北西におよそ19mの位置となります。この位置は「一般国道16号では起点
の桜木町より40km」、「一般国道20号では起点の中央区日本橋より45km」
となっています。


他の市町村の道路原標を見ると石柱型のものが多く、この道路原標のように
道路の地中にあるのは珍しいようだ。