八王子の景色   築池                                                        [戻る]



別所・長池公園の長池の下流で水を湛える築池(つくいけ)は、周囲の森
や青い空などを水面に映している。

築池のルーツ
長池公園の中心にあり豊かな水辺景観を見せる築池は、本来、かんがい
用に造られたため池です。その建造は大正期以前にさかのぼります。
姿池から下流に向けてはかつて水田が広がり、築池は、別所一帯の水田
へ水を供給する大切な役目を担っていました。
現在の築池の水位は、見附橋を造る際に堤体がかさあげされたため、当
時より深くなっています。
水際に立つ大きなヤマザクラや水中に立ち枯れた木々が、このことを物
語っています。
                       指定管理者:フュージョン長池公園

人工の池だから「築池」と名付けられたのだろう。

池の少ない八王子市内では、水辺の憩いの場としては貴重な場所である。









築池の奥から東の方角を見ると、遠くに長池見附橋が見える。
豊かな水と自然景観に触れようとする多くの人が長池公園にやってくる。

2羽のカルガモが、静かな水面に波紋を残して横切っていった。