八王子の景色   永林寺御開山四百五拾回大遠忌記念拝観                     [戻る]



今日、4月26日は、由木・永林寺の「御開山四百五拾回大遠忌
記念拝観」があった。
これは、御開山の『一種長純大和尚』の四百五拾回忌にあたり、
普段拝観することのない本堂が特別に公開される日である。

いつもは静かな寺院だが、今日は駐車場の誘導係に3人も出て
いて、車での来場者も多いと見え駐車場には車が並んでいる。

境内に入るとやはり人の姿が多い。
本堂前に設置されたテントで拝観の記帳を済ませ、本堂の正面
で靴を脱いで本堂に上がり、順路に従って内部を拝見する。

本堂内部は写真撮影が禁止されているので、写真はないのだが、
橋本豊治氏が描いた210枚の花と鳥の天井画を拝観。
御本尊の釈迦牟尼仏と脇仏の普賢菩薩・文殊菩薩、欄間彫刻
などを見る。
順路の最後には、『徳川家康公御朱印箱』や、大石定久公が
発給した『永林寺山境ノ事』、北条氏照が発給した『禁札』などの
貴重な古文書も展示されていて興味深いものだった。







本堂の他、由木城跡や三重塔などを拝観される人も多く、境内
はとても賑わっていた。

こうした記念拝観や特別拝観は特別な時に行うものであるため、
次回の予定などはまったくないということだった。