メダカ [戻る]
浅子供の頃には、身近な魚だった。
父親と一緒巳近所の川に行き、手ぬぐいでメダカを掬った。
掬い取ったメダカをどうしたのかはよく覚えていないのだが、
家に持って帰った記憶がないので、その場で放したのだろう。
永らく自然の川に泳ぐメダカを見ていなかったが、
先日、北浅川でメダカが群れているのを見かけた。
子供の頃の記憶を思い出すとともに、小さな生物が子々孫々
と命をつないでいることに驚かされた。
川の水質汚染などでメダカやドジョウが姿を見せなくなったが、
最近は川をのぞくと魚の姿が数多く見られるようになっている。
そして川辺には、カワセミやカワウなど魚を捕る鳥の姿も多い。
戻って来た自然を大切にするために、川をきれいに保つことが
必要だ。
このメダカたちのためにも、ゴミの投棄や水質汚染を防せがな
ければならない。
2013年7月撮影(上壱分方町)