キツネノカミソリ [戻る]
緑の下草の中にオレンジ色の花がよく目立つ。 暑い夏の時季、明るい林の中などでよく見かける花だ。 「キツネノカミソリ」の名は葉の形から名づけられている。 ただし、花が咲く頃には既に葉が枯れてしまっていて、 葉と花を同時に見ることはないという。 花の咲いたあとに葉を出すヒガンバナと対照的だ。 山歩きなどの途中でこの花に出会うと、その鮮やかな 花の形や色に驚かされる。 とても印象に残る花である。 2012年8月撮影(横川町)