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八王子の景色   東幼観音                   [戻る]


現在、長房団地となっている場所は、太平洋戦争末期に
東京陸軍幼年学校(東幼校)があった。
広大な土地に校舎などが並ぶ航空写真が残っている。
東幼校は、昭和20年8月2日未明の八王子空襲を受けて
全焼し、職員や生徒が命を落としている。
これらの犠牲者を供養するための東幼観音が東照寺の
墓地に建立されている。


この東照寺の東の台地にはかつて東京陸軍幼年学校が
あったが、昭和二十年八月二日の米軍空襲により大量
三万発もの焼夷弾攻撃を受けて全焼した。同校は陸軍の
禎榦となるべき将校を養成するために明治三十年東京
市谷台に開校、戸山台時代を経て昭和十九年春八王子
市西郊に移転していた。
当時の座遺構生徒は約八百七十名で、消火に挺身して
勇敢に任務を遂行、散華した職員と生徒が芳名碑の方々
である。春秋に富み、大きな可能性を秘めた十名であった。
この痛恨事を伝え、歳若くして戦死した御霊を末永く供養
するため、当寺と地元関係者の御理解を得て、白玉の東幼
観音を東方に向けて建立し、謹んで慰霊の誠を捧げる。
    昭和六十二年八月二日
    東京陸軍幼年学校旧職員生徒有志建立委員会
                         松本筑放峯書












純白の観音像は戦死した若者の純粋さの象徴のようだ。