聖徳太子像(下恩方町太子堂) [戻る]
下恩方町の御嶽神社境内に建つ太子堂には聖徳太子が
祀られているが、その堂の前に石像が置かれている。
石の正面には太子の姿が浮き彫りになっている。
『父用明天皇の病気平癒を祈る姿と伝えられる。柄香炉を
持った立像である。大工・左官・畳職・屋根職などの職人に
信仰された。』という。
(植松森一「八王子石仏百景」より)
側面には、
明治二十四年八月十五日
台石の側面には、
世話人 安西元一
新野藤十
田中丑蔵
小山弥兵ヱ
石井□次郎
発起人 □原周□
(□は不明文字)
と刻まれている。
鬱蒼とした中にある太子堂。