八王子の景色   八王子七福神(8) 吉祥天           [戻る]


八王子七福神は八王子の「八」にちなみ八福神がある。
八番目の神様は福徳自在の吉祥天。

吉祥天 
海より生まれたインド出身の幸福と美の女神。インド名は
ラクシュミー、別名功徳天といわれ、一切の災いを転じて
吉とする福徳自在の功徳を持つ。その優しさで多くの人々
を助け、無量の功徳であらゆる衆生に福を与える。
通常七福神に吉祥天は入りませんが、伝来の縁により
八王子の”八”に因み八福神として奉安されております。
本堂前からの眺望はコース中最高です。
(八王子八福人会他「八王子七福神めぐり」より)

吉祥天がある吉祥院は、南浅川を見下ろす丘陵にある。
入口からずっと上り坂が続く参道を行くと、南側に景色が
広がってくる。
さらに上っていくと、高尾山の遥拝所も設けられている。
境内には、いろいろな趣向がされていて参拝が楽しめる。


















七福神めぐりの人達は上の写真の石造にお参りする。
石造の周囲に「八王子七福神」と書かれた幟が立って
いて目立つのだから、自然とそうなるのだ。
だから、その近くに小さな木像の吉祥天があることに
気付く人はほとんどいない。

「八王子七福神めぐり」のパンフレットには、この木像の
写真が掲載されているので、こちらの像にもお参りする

ことを勧めたい。