八王子の景色   オリンピック彫刻                 [戻る]


多摩御陵入口から西に進むと甲州街道の旧道分岐があり、
その角地に白い像が建っている。
台座にあったであろう銘板が失われ、作品名は不明だが、
東京オリンピックの際に地元中学生が製作したものである。

1964年10月オリンピック東京大会開催にあたり、当浅川
地区が自転車競技のロードレースコースとなり、地域住民
の町をきれいにする運動・花いっぱい運動等の環境美化
運動が盛んとなった。この彫刻はその運動の一環として
浅川中学校の生徒がオリンピックを記念して製作したもの
である。
                      浅川地区町会連合会

(近くに建つ解説板より)

オリンピックの開会式を10月10日に決めたのは、この日
が気象観測上「晴れの特異日」にあたるためだという。
白い像は青空によく似合う。