八王子の景色   椿山の要石(上恩方町)    [戻る]


上恩方に「椿山の要石」と呼ばれる石がある。
直径8〜9寸(約26cm)で頭の丸い、地上一尺(約30cm)
許り出た石で、所有者が4.5尺(1.3m)まで掘ってみたが
底が知れなかったという。
その石をそのまま埋めて、大切に保存してあるのだとか。
伝説によると、この辺は地震の通り道に当たっていて、
この石は地下にいる鯰の頭を押さえていると云われている。
(参考:とんとん健康散歩の会『とんとん健康さんぽ道67回)

恩方は石造物が多く残る歴史の古い里である。