八王子の景色   十六羅漢(永林寺)                       [戻る]


由木の赤門と呼ばれる永林寺の総門を入ると、両側に石像
が並んでいる。


十六羅漢
羅漢とか阿羅漢の略語で、サンスクリット語のアルハンを
音写し、供養に値する者という意味があります。
修行僧の中で、一切の煩悩を断滅し、為すべきことを完成
した人のこと、佛弟子の最高の聖者、応供、福田、殺賊、
無学ともお呼びいたしております。
十六羅漢とは、仏法を守護する十六人の優れた阿羅漢の
ことであります。又、各々眷属を従え、合して五百羅漢とさ
れております。
  平成十四年四月二十九日  永林寺住職 小倉英利 記

(解説板より)

両側に羅漢像が居並び、その先には禅宗様の三門が建つ。
聖域に足を踏み入れたことを実感する。








この羅漢像は有名なもの。
自ら開いた腹の中から現れる阿弥陀如来を見せている。