戸吹道標 [戻る]
3年前に、五日市駅を起点に山伝いに散策したことがある。
そのときに、道端に道標が転がっているのを見つけた。
道標は上から3分の1くらいだけで、そこから下の部分は
失われていた。
翌年、その後の道標はどうなっているだろうかと見に行った。
「あのまま、放置されていて壊れたりしていないか。」
「邪魔なものとして捨てられたりしていないだろうか。」
などと心配していたのだが、道端に建てられた道標をみつけ、
大事にされているのだなと安心した。
(東) 加住村□
(北) 不明
(西) →川口村
(南) →西秋留□
道標からは、このような文字が読み取れる。
川口にも道標が数基残っていることからすると、以前は川口
と西秋留を結ぶ山越えの道があったことが推測できる。
だが、その道はゴルフ場建設により失われてしまったらしい。