七面堂道標 [戻る]
元八王子町一丁目の七面堂大明神付近は古道の雰囲気
を残している。
この御堂の横に石仏や石像物がいくつか並んでいて、
その中で一際高い地蔵尊の台石が道しるべを兼ねていて、
右ハあんげみち
左ハたかをみち
の文字を読み取ることができる。
地蔵尊の建立は天保4年(1833)。
江戸時代の地蔵尊や庚申塔は道標を兼ねている例が多い。
この地蔵尊が建立時からこの場所にあったのかは不明だが、
道しるべは正しい方角を指している。