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八王子の景色   大和田刑場跡の慰霊碑                          [戻る]



南無妙法蓮華経 法界萬霊供養塔
            大本山富士本門寺四十七世日幹拝書
と独特の文字が書かれた石碑が、市内の某所にある。
これは、大和田河原の刑場跡に建っていた鎮魂の慰霊碑である。

天正十八年、八王子城の落城により、城下はさびれ、代わって
甲州街道沿いの現在の中心部に新しい宿場ができ、にぎわいを
見せてきた。まちが大きくなるにつれ、悪い奴がはびこり、犯罪
の数が増えていくことは、今も昔も変わらないようだ。当時のまち
はずれだった大和田橋のたもと付近(現在の紙工工場構内)に
こうしたやからを処刑する刑場ができた。サラシ首があったり、
つながれ者がいて、不気味な雰囲気がただよっていたという。
紙工工場ができてからは、大きな事故などが多く、特に二十八日
は必ずといってよいほど事故がおこり、この日を安全の日に指定
したほど。
昭和二十九年に構内に慰霊碑を作り、毎年二月二十八日と春の
彼岸に大量の飲食物をそなえて供養し始めたところ、以後事故が
メッキリ減少。

(参考:東京都八王子市『ふるさと八王子』)

大和田刑場跡ににあった紙工工場の跡地は、今では学生向けの
巨大マンションが建っている。