田守神社 [戻る]
上川町の田守の地に田守神社が鎮座する。
神社の近くには鎌倉古道が通じ、また、鎌倉幕府に仕えた
武将・畠山重忠に因んだ『重忠橋』という橋もある。
この田守神社も畠山重忠に関わる伝承を持っている。
社殿は鉄筋コンクリート造で、クリーム色の外壁に朱と紺を
用いた彩色がこの神社独特の空間を構成している。
田守神社
上川町。祭神大己貴命、応仁天王。例祭日4月3日。
創建年代は明らかでないが、一説には順徳天皇の時代、
田の守護神として奉斎したとの伝承がある。昔は古明神と
称していたが、成小(鳴呼)ヶ谷に移して田守明神社と改称、
豊年万作の祈願所とした。
また小名田守の名をとって田守神社としたとの伝承もある。
(八王子事典の会『八王子事典』2001年1月 より引用)
境内にある池は、水が枯れることがないと言われる。