八王子の景色   聖学山 永徳寺 三光院                                 [戻る]



上川町の山懐に意外にも大きな寺院があった。
大きな山門と雄大な本堂には驚くばかりである。

寺に関する情報がないので、八王子事典を検索してみる。

三光院
上川町。正(ママ)学山永徳寺三光院。天台宗高月圓通寺末。開山良弁
上人。中興開山法燈阿闍梨。本尊阿弥陀如来。
永徳年間(1381〜84)、良弁上人により草創、古くは真言宗であった。
1648年(慶安1)御朱印16石3斗を拝領、上川町馬頭観音堂の別当寺
であった。貞享年間(1684〜88)中興、1803年(文化3)および1881
年(明治14)火災に罹り、94年現本堂を再建する。また、八王子市史下
巻には「大幡永徳寺は現在の上川町三光院に比定され、大幡の地名は
鎌倉末期には現在の上川町にも及んだ事がわかる」と記されている。

(八王子事典の会『八王子事典』)

高月圓通寺末の天台宗の寺院であり、戸沢観音堂の別当寺であった。






旧本堂はこの裏山にあったが、いつの頃かここに移転したという。