良价山 宗格院 [戻る]
八王子七福神のひとつとして知られている。
落ちつきのある本堂や庫裏、よく手入れされた境内など
歴史と風格が感じられる。
大久保石見守長安が浅川の治水のために築いた石見堤
がわずかに庭に残されている。
宗格院
甲州武田家家臣山本土佐忠の子(价州良天)が1582年
(天正10)武田氏滅亡後、父忠玄と兄山本忠房が千人頭
となり、八王子に移住したのに伴い、散田興福寺に寓居、
1593年(文禄2)良天は現在地に草庵をおこし宗格院と
称した。
千人同心が拝領した馬場が宗格院の北にあったことから
宗格院の前の通りは「馬場横丁」と呼ばれている。
千人同心に縁の深い寺である。