神明社(石川町) [戻る]
石川町・西蓮寺の西、石鳥居の扁額に「神明社」と書かれた神社が
ある。
境内に由緒書きなどはないが、玉垣や参道は新しく、きれいに整備
されている。
『石川町神明社
神明社は伊勢神宮の一つであり、澤田家所有であった。以前の敷地
は東西に長く、東側の角に麦わら屋根で、柱が6本の吹き抜け小屋
であった。その中に小さな社殿が収められている。
明治2年(1869)に法令が変わり、神社・仏閣は個人の所有が禁止
され、講中に移管された。その時に南北に長い区画となり、明治5年
(1872)に講中の方々16名で改修建設を行った。
昭和時代に入り宅地化が進み、久保山町が誕生し、その折り改修建
設が行われ、現在の形となる。』
(立川秋雄「石川周辺の歴史」より)
神社横を通る道を石川中学校の生徒たちが歩き過ぎて行った。