八王子の景色   龍蔵神社                                             [戻る]



上恩方町・醍醐地区、醍醐川に龍蔵橋という木橋が架かっている。
橋を渡ると立派な鳥居が建っていて、その先を上がっていくと龍蔵
神社の境内になる。

龍蔵・住吉神社
上恩方町。祭神岩滝姫命、底筒男命、中筒男命、上筒男命。例祭日
8月17日。創建年代は不詳。昔、神竜がこの石船山に降臨した所に
社殿を造営したと伝えられ、神体は船の帆柱に竜の巻いた像で、一
名石船龍蔵とも云う。龍蔵権現とも称されている。1661年(寛文1)
に再建、1872年(明治5)住吉神社を合祀。雨乞いと安産の神として
埼玉、群馬県辺りまで知られている.

(八王子事典の会「八王子事典」より)














境内には由緒書きなどはなく、ここは龍蔵神社だと思い込んでいたが、
八王子事典によれば、住吉神社も合祀されていることから、龍蔵・住吉
神社というのが正式な名称であるらしい。

地図で見ると、ここから東に400m程離れたところに住吉神社の名が
あるが、ここに合祀された住吉神社と同じものかどうかは不明である。

この龍蔵・住吉神社の社殿の前には2組の狛犬が奉納されている。
手前の一組は勇壮な姿の狛犬だが、社殿の柱の近くにある狛犬は、
何とも愛嬌のあるものである。