大牧観音堂 [戻る]
館事務所の東に建つ大牧観音堂。
屋根はトタン張りで雨戸はアルミサッシになっているが、
屋根の上の宝珠と全体の雰囲気に寺院らしさが見られる。
新編武蔵風土記稿には、
觀音堂
境内、壹畝十九歩、小名大牧にあり、二間半に三間半東向なり
本尊正観音木の坐像 長一寸三四尺、村持
(林述斎編 蘆田伊人校訂『新編武蔵風土記稿』)
との記載があり、本尊は聖観音だという。
隣接したモルタル造りの建物には「大牧公會堂」とあり、観音堂
と繋がっているので、ここが入口となって、大牧公会堂となって
いる観音堂へ入っていく構造なのだろう。
觀世音の額が掛かる。