八王子の景色   子安神社(子安町)                     [戻る]



京王八王子に近い繁華街の中にある子安神社。
大きな石の鳥居を潜ると、歩く度に踏みしめる敷砂利の音が心地よい。
この神社は、「子安町」「明神町」の町名の由来となっている。

子安神社の由緒
当社は元、子安明神と称し遠く奈良時代の天平宝字三年(七五九年)
橘右京少輔なる者が、皇后御安産祈願の為に創建されたと伝えられ、
以来安産、子育て、縁結びの神として崇められ、氏子である子安、明神
の両町名も当社の加護を願ってつけられ、その昔源義家が奥州下向
の折、戦勝を願って当社に欅十八本を船形に植樹されたことからこの
神苑を船森と称し、近くは代々の将軍家より御朱印地六石の寄進を受
け明治初年に子安神社と改称し、政府より郷社の社格を受けました。
古来安産祈願のため底抜け柄杓を納める習わしがあります。

(境内の由緒書きより)

古くは子安明神といい、安産や子育てにご利益があることで知られ、
我が家の長男の七五三もこの神社に詣でた。境内には数多くの末社
や湧水池が見られ、古い歴史を持った神社であることが感じられる。