福聚山 慈眼寺 [戻る]
梅の花が咲く頃になると慈眼寺の梅が思い浮かぶ。
ここの梅の花には、何故か判らないが誘われてしまうのだ。
慈眼寺
長房町(三軒在家)。福聚山慈眼寺。曹洞宗初沢高乗寺末。
高乗寺17世吉州光豚上人により1555年(弘治1)初沢に草創、
その後、元亀年間(1570〜73)に長房舟田に移転、更に元禄
年間(1688〜1704)に現在地に際移転した。境内に俗に「長
房地蔵」と呼ばれている地蔵堂がある。
(八王子事典の会「八王子事典」 より)
寺院の本堂は、床下が高くなっているのが普通だが、慈眼寺の
本堂はコンクリートの基礎分だけ高くなっているのが特徴。
このため、普通の寺院であれば階段を上がって本堂に入るが、
ここでは、住宅の玄関のようにアルミサッシの引戸を開けて
本堂に入る造りになっている。
大きな花頭窓などの建築も面白い。
寺の本堂は、一段高く造って階段で上がるのが一般的だが、
この本堂は床が低く、住宅の玄関のようにアルミサッシの引戸を
開けて入る造りになっているのが面白い。
床唐破風の屋根や横に広い花頭窓など建物も特徴的である。