八王子の景色   浅川神社                                 [戻る]



旧甲州道中は西浅川町で現甲州街道と分れて小仏峠へと
向かう。バスの終点「小仏」から小仏峠に向かうと、左には
南浅川の上流端標識が見えてくる。
この川の対岸に浅川神社が鎮座する。

浅川神社
1784(天明4)6月に小仏峠山上に奉斎した浅間社と麓に
鎮座した子之社を1912(明治45)3月に合祀し、浅川神社
と改称した。1968年(昭和43)中央高速自動車道建設の
ため現在地に奉遷。境内地を湧水が流れ浅川の地名の
起源とされているところから、浅川神社と名称を付した。
水の神として崇敬されている。
(八王子事典の会「八王子事典」 より)

浅川神社は高尾山の北裾に位置していて、境内の一方は山、
一方は浅川が流れるというロケーション。
南側の山は日射しを遮っているため、参道の敷石や境内は
一面苔むした、湿気の多い場所になっている。