^{由木城跡（３） 池跡？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［戻る］}


「由木城跡」の表示がある曲輪遺構から一段下がったところは、
緩やかな谷戸の地形がみられる。

そこに土塁状の遺構があり、その北側に水が溜まった池を見た
ときには、面白いものを見つけた気がした。

谷戸から流れ出す水を人工の堤で堰き止めて池を作る手法は、
滝山城や天神山城でも見られる。
場所から見て、風流を楽しむ池や防御設備としての池とは考え
にくく、井戸代わりの生活用水として使っていた可能性があり、
籠城時の飲料水として確保していたものかもしれない。















戦国期の遺構と信じて想像の世界に浸ったが、真偽の程は不明。