八幡宿の城山(6) -段状の地形- [戻る]
写真の住宅は、主郭直下の腰曲輪の上に建っている。
住宅の背後、木が茂るところが主郭である。
石垣は宅地にする際に造られたいるが、石垣を壁に、垣根を土塁
に、住宅を城館に置き換えると、中世城郭がよみがえってくる。
振り返ってみると、住宅や畑が見えるが、下の方に見える白い家
までの間に3〜4段程度の段差がある。
この段状地形が、宅地造成によって出来た地形なのか、あるいは
中世城郭の遺構かは断定できないが、なかなか興味深い。
下から見上げると、このように見える。
自然地形を利用した人口地形に見えるのだが・・・。