見晴標柱 [戻る]
標柱は頂上で終わりではない。
頂上標柱から八王子神社の石段を上がり中の曲輪に入り、
その南の一段高い松木曲輪に上がると木製ベンチがある。
昼時にはここで食事を摂るハイカーが多いが、
その足下に立つのが見晴標柱である。
御嶽神社の講中が建てた標柱は頂上でひとまず終わり、
この見晴標柱は、登山の休憩の場とされていたのだろう。
標柱のすぐ先は松木曲輪の切り立った壁(へき)であり、
素晴しい眺望が広がっている。
見晴の名に相応しい場所である。