八王子の景色   七合目標柱                        [戻る]


六合目標柱の横の岩に刻まれた階を登りつめると細長い
平場となり、そこから柵門台にかけて緩い登り坂となる。
七合目標柱はその途中に立っている。

この付近の斜面には石垣が現存しているところもあり、
北斜面は石垣で覆われた威容を誇る場所であっただろう。

そんなことを知らないハイカーには快適な尾根道であり、
漸く3分の2を登り終えたという標識に過ぎない。

この先からは八王子城の要害部へと入っていく。
長閑な尾根道は守備側の防衛戦術が駆使された空間に
変わり、そこには八王子城城主北条氏照の攻撃と防御の
仕掛けが山頂まで続いている。




















明るい尾根道は気持ちがいい。