八王子の景色   薬王院仁王門                            [戻る]


広庭から飯縄権現堂へと上がる石段は勾配が急なため、石段を
登り切った所に建つ仁王門は上手く撮れない。


東京都指定有形文化財(建造物)
薬王院仁王門
             所在地 八王子市高尾町二一七七
             指定  昭和三十五年八月三〇日
三間一戸八脚門、一重、寄棟造り。間口の寸法は三・六七メートル、
奥行二・七二メートルある。
高尾山不動堂(薬王院奥の院)が寛永年間の建築であり、鐘楼に
かける銅鐘が寛永九年(一六三二)の鋳造であるところから、この門
も大体、江戸初期の創建と考えられる。昭和三十四年の伊勢湾台風
により破損を受け復元した。
仁王像を安置しており、その胎内収蔵木札銘に「とき貞享元甲子年
六月吉祥日、奉再営仁王当山本尊薬師堂延宝五年十一月晦日煙焼、
其時・・・」とある。
   平成二二年三月建設             東京都教育委員会


きれいに塗られているからか、江戸時代初期の建築に見えない。