京王御陵線の架線柱台 [戻る]
御陵線の遺物は橋脚2基と橋脚跡が1か所だけと思っていた。
だが、架線柱の台が残っているということを教えていただいた。
場所は私有地の中と思われるので、詳しくはいえないが、
確かに御陵線の軌道と考えられる場所である。
柱台は、長方形2つを十字に組んだところに小さな正方形を
重ねた複雑な形状で、上面に鉄筋が4本見えている。
鉄筋は折り曲げられていて、ネジの溝状のものは見られない。
八王子市の鉄道と廃線の歴史のひとつとして保存されることを
望むばかりである。