大楽寺霊園入口 [戻る]
「大楽寺町」という町名があるが、その元となった大楽寺という寺院
は存在しない。
一説には、滝山城下にあった「大善寺」と「極楽寺」を八王子城下の
この地に移したことから、大善寺の「大」と極楽寺の「楽」をとって、
大楽寺という地名になったともいう。
だが、この大楽寺町に「大楽寺霊園」という墓地が存在している。
「大楽寺霊園入口」と刻まれた石柱の奥は、民家の間を細い路地
が伸びていて、その先には墓地がある。
この大楽寺霊園は、大楽寺の地名となって残っている「大楽寺」と
いう寺院の痕跡を示すものなのかは不明である。