"野猿を" [戻る]
不動産会社・エスエストラストの看板シリーズ。
八王子をネタにしたユニークな看板がし市内数ヶ所にある。
”野猿”を”のざる”と読むべからず。
この看板があるのは16号バイパスと北野街道が交差する打越交差点。
この看板を見て思い出したことがある。
学生時代に道路のライン工事会社でアルバイトをしていた時のこと。
この近くの野猿街道で交通整理をしていると、白い高級車が停まった。
運転席の窓が開いて、大きな体つきの運転手が顔を出して、
「のざる峠はどっちに行けばいいの?」と優しい声で聞いてきた。
「やえん峠を間違えてのざる峠と言ってるんだな・・・」とわかったのだが、
運転手を尊重して、「のざる峠はまっすぐ道なりです。」と答えてあげた。
クルマが去った後に、「今の人見たことある顔だな・・・」と考えていたら、
「あっ! ヤクルトスワローズの大杉選手だ!」とわかった。
ところで、大杉選手はのざる峠に何しに行ったのだろう。
すでに他界されているので、それは謎のままである。