第二水道踏切 [戻る]
西八王子駅の東に隣接した踏切は「第二水道踏切」という。
この東にある「第一水道踏切」は元本郷町から散田町配水池へ
の送水管が踏切の下を横断していることから名づけられたが、
「第二水道踏切」は散田配水池からの給水管が踏切下を横断
していたことからその名が付いたと思われる。
給水管が横断する踏切はここ以外にもいくつかあるが、ここに
「水道踏切」の名が付いたのは、旧八王子市街地への給水管が
通る西端の踏切で、第一水道踏切に隣接しているということも
その理由であろう。
そうはいっても、何も知らない人がこの踏切お名前を見たら、
「?」と思うことだろう。
踏切の名前には、案外歴史が隠れているものである。
踏切の表示は、
第ニ水道踏切 中央線 49K744M 巾員8.0m
この踏切は幅が狭い上に、クルマは対面通行で、そこに歩行者
や自転車、ベビーカーなどが交錯する。
遮断機が上がった瞬間は、どうしたら安全に渡れるかと緊張を
強いられるので、あまり使いたくない踏切である。