大塚神明社のイチョウ [戻る]
巨樹の大きさはなかなか表現できない。
電柱や信号機と比べるとその高さがわかってくる。
市指定天然記念物
大塚神明社のイチョウ
所在地 八王子市鹿島一一二
指定年月日 昭和四十八年五月二十四日
大塚神明社境内の大イチョウは、神木として地元の人々から
大切に保存されてきました。
幹の周囲は七メートル、高さ三十メートル、樹齢およそ五百年
といわれる大木です。四方に枝を張り、乳と呼ばれる大きな
気根が多数下がり、古木の風格を示しています。
秋に黄金色の葉を落とす様はすばらしいものです。
神明社に残されている最も古い記録は、寛文三年(一六六三)
のもので、それ以前から神社はまつられていたものと思われ
ます。
なお、神明社は多摩ニュータウンの建設にともない、近くの
八幡神社境内に移されています。
平成八年十二月
八王子市教育委員会
近くで見ると、幹の太さに圧倒される。
モノレールの窓からもよく見える木である。