さげ坂(本さげ坂) [戻る]
さげ坂
西寺方町大幡から川口町十二社へ越える坂をいう
(八王子事典の会「八王子事典」かたくら書店)
『天正18年6月、八王子城が豊臣軍の攻撃により落城した際に、
豊臣方の武将が、討ち取った北条方の首級を提げて通った』との
伝説により、この坂が「さげ坂」と呼ばれる。
未舗装の道は鎌倉道によく見られる堀底状の道で、ここでは人と
出会うことはほとんどない。
それだけに、古道の雰囲気がよく残されている。